【開催報告】光・量子ビーム科学合同シンポジウム2018
Opto 2018 Symposium on Photon and Beam Science

2018年5月8日、9日の2日間、関西光科学研究所・多目的ホールにおいて標記シンポジウムを開催いたしました。
参加者は174名(特別講演1件、口頭発表17件、ポスター発表160件)、会場が満席に近い状態となり、折りたたみ椅子を追加しての開催となりました。関西光科学研究所・大阪大学の研究者のみならず、多くの大学・企業の皆様との交流を行うことができました。
特別講演では、放射線医学総合研究所・白井敏之加速器工学部長から「粒子線がん治療と量子メスの開発」の発表がありました。
口頭発表、ポスターセッション、および利用者会議として、量研・関西光科学研究所と大阪大学レーザー科学研究所を中心に研究成果報告が行われました。多くの質疑・コメントが寄せられ、大変活発なシンポジウムとなりました。

1日目のランチタイムにはレーザー核融合用の「ターゲットに関するフリーディスカッション」が開催され、夜間には意見交換会が関西光科学研究所カフェテリアにて行われました。
2日目のプログラムの最後のセッションでは、大阪大学近藤賞の受賞式と記念講演が行われました。
2日間にわたって行われた計160件のポスターセッションについて、投票によるベストポスター賞(37歳以下対象、2件)が選出され、表彰が行われました。1人目は川人大希博士(大阪大学レーザー科学研究所)、2人目は遠藤友随博士研究員(量研・関西光科学研究所)です。

本シンポジウムの目的は、大阪大学レーザー科学研究所と量研・関西光科学研究所の間の連携協力体制をより強固なものにし、光・量子ビーム科学分野の研究開発を加速することであり、2機関の合同シンポジウムを年1回開催しています。

 

参加者の集合写真(2018年5月8日)

参加者の集合写真(2018年5月8日)

河内哲哉所長による開会挨拶

河内哲哉所長による開会挨拶

口頭発表会場の様子

口頭発表会場の様子

ポスター発表の様子

ポスター発表の様子

ターゲットに関するフリーディスカッション(管理棟A119室)

ターゲットに関するフリーディスカッション(管理棟A119室)

コーヒーブレイクの様子

コーヒーブレイクの様子

ベストポスター賞表彰(左から、遠藤友随博士研究員、近藤公伯委員長、川人大希博士)

ベストポスター賞表彰(左から、遠藤友随博士研究員、近藤公伯委員長、川人大希博士)

【開催報告】第36回KPSIセミナー Prof. David NEELY, RAL, United Kingdom

2018年4月19 日(木曜日)

今年度2回目のKPSIセミナーは、英国ラザフォード・アップルトン・ラボラトリー/ストラスクライド大学のDavid NEELY教授をお招きして行いました。
講演タイトルは、“Ion acceleration and EMP studies using cryogenic and 3D printed targetry”で、光量子科学研究部所属の研究員を中心に21名の参加がありました。
講演では、レーザーによるイオン加速や電磁気パルスの発生について、シミュレーションと実験の両方の結果を含め、詳しく講演いただきました。講演後はセミナー開催時間におさまらない熱心な議論が行われました。

 

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David NEELY教授

 

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セミナーのあとも議論継

平成30年度「きょうと健康づくり実践企業」に認証されました!

関西光科学研究所では日ごろから職員の健康維持・増進に努めており、今回、京都府から「きょうと健康づくり実践企業」(※)として認証されました。(認証期間:2018年4月1日~2019年3月31日)

これまで当研究所は5年連続で認証されています。今後も、関西光科学研究所は職員の健康維持・増進につとめてまいります。

http://www.pref.kyoto.jp/ninshokigyo/kansaiqst.html

※きょうと健康づくり実践企業認証制度とは:
京都府は、がん検診や健康づくり活動に取り組む企業を応援するため、「きょうと健康づくり実践企業認証制度」を創設しました。大切な従業員の健康を守り、働き盛り世代の健康づくりの推進を目指し、府の基準や要件を満たしている事業所について、「きょうと健康づくり実践企業」として認証および表彰しています。

3京都府から発行認証

 

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きょうと健康づくり実践企業認証制度 ~認証企業の取り組み紹介~ パンフレットより一部抜粋 http://www.pref.kyoto.jp/ninshokigyo/index.html

【開催報告】第35回KPSIセミナー Prof. Sae Chae JEOUNG(KRISS, Korea)

2018年4月9日(月曜日)

関西光科学研究所では国内外の著名な研究者をお招きしてKPSIセミナー(Kansai Photon Science Seminar)を開催しております。

3年目となる今年度最初のKPSIセミナーは、韓国標準科学研究院(Korea Research Institute of Standards and Science: KRISS)からSae Chae JEOUNG教授をお招きし、“Application of femtosecond laser μ-processing in biomedical and material in KRISS”と題したセミナーを行っていただきました。
参加者は15名で、主に光量子科学研究の研究員が参加、講演では韓国KRISSでのフェムト秒レーザー開発の歴史から基礎的なレーザー・物質相互作用の説明に始まり、主に生体物質(眼、骨など)のレーザー加工についての具体的な説明を行っていただきました。講演終了後には河内所長他と今後の研究協力の意見交換等、実験棟見学(説明:A. ピロジコフ上席研究員、長谷川主幹研究員)もしていただきました。

関西光科学研究所では、今後もKPSIセミナーを開催します。次回は、4月19日(木曜日)13:15~、英国ラザフォード・アップルトン研究所/ ストラスクライド大学のDavid NEELY教授のセミナーを予定しています。
講演タイトル:“Ion acceleration and EMP studies using cryogenic and 3D printed targetry”

 

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会場の様子(関西光科学研究所ITBL棟G201室)

 

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講演するJEOUNG教授

【出展報告】第41回 花と緑の見学会(高崎量子応用研究所一般公開)にブース出展

2018年4月8日(日曜日)

関西光科学研究所では、同じQST量子ビーム応用研究部門の高崎量子応用研究所花と緑の見学会(一般公開)に関西研紹介・工作ブースを出展致しました。
 
今年はサクラ前線が例年よりも早まり、残念ながらサクラの見ごろは過ぎておりましたが、当日は天候もよく1300名の方が見学会に参加されました。
 
今回、初めての出展ということで、関西研紹介のパネル3枚、きっづ光科学館ふぉとんでも人気の工作教室を同時に行いました。
工作では主な参加者である親子連れの方々に偏光版とセロハンテープを使った色が変化する偏光ステンドグラス製作、また簡易型分光器で光源(白熱球・蛍光灯・LED)観察を体験いただきました。
ブースの場所はサイエンスプラザ・2階、「ここまで階段を上がってきてくれるかな?」と開始前の準備のときには少し心配しておりましたが、準備した工作50セットはお昼過ぎにはなくなり、急きょ別の代用品で午後に30セットほどを追加しました。時間のあまりない方々には透過型回折格子(分光シート)を配布(~200枚)し、光源観察をおこなっていただきました。
関西研の研究成果紹介及び光科学の基礎について参加者に体験いただくことができました。
 
関西研(播磨地区)では4月29日(日)に第26回 SPring-8&SACLA施設公開(一般公開)、関西研(木津地区)では10月21日(日)に関西研(木津地区)施設公開も予定されており、高崎研紹介ブース出展も予定しております。
 
関西研では今後も研究成果等の積極的な情報発信に努めて参ります。
 
 
関西研紹介(奥のパネル)と工作ブースの様子。高崎研所属の方々も興味津津!?(簡易分光器を体験する石岡プロジェクトリーダー)
 
関西研紹介(奥のパネル)と工作ブースの様子。高崎研の方々も興味津津!?
 
 
サイエンスプラザ2階の様子。身近なモノ(セロハンテープ、CD・VDV、レーザーポインターなど)で光科学を体験
 
サイエンスプラザ2階の様子。身近なモノ(セロハンテープ、CD・VDV、レーザーポインターなど)で光科学を体験
 
 
毎年あるらしい遊覧馬車(ランチBoxを取りにゆくときに“馬”がいてびっくり!)
 
遊覧馬車(ランチBoxを取りにゆくときに“馬”がいてびっくり!)
 
 
群馬県のマスコットキャラクター、ぐんまちゃんも来ました
 
群馬県のマスコットキャラクター、ぐんまちゃんも来ました

【施設見学】Temasek Polytechnicの皆様が来所されました

3月29日(木)シンガポール共和国、Temasek Polytechnicの学生の方々が関西光科学研究所及びきっづ光科学館ふぉとん見学のため来所されました。

最初に、関西研の紹介動画を視聴いただき、実験棟を見学いただきました。

実験棟ではアレキサンダー・ピロジコフ上席研究員による量研、関西光科学研究所(木津地区)及びレーザー施設や研究内容の説明をお聞きいただき、レーザーの研究開発から関西光科学研究所の運営についてまで幅広くご質問をいただきました。

実験棟見学後にはきっづ光科学館ふぉとんにもご来館いただき、熱心にご見学いただきました。

ご来所誠にありがとうございました。

 

実験棟ご見学の様子

実験棟ご見学の様子

 

科学館ご見学の様子

科学館ご見学の様子

【開催報告】第33回KPSIセミナー開催(セルゲイ・ブラノフ上席研究フェロー)

2018年2月5日(月曜日)

第33回KPSIセミナーでは、QSTのセルゲイ・ブラノフ上席研究フェローに講演頂きました。

ブラノフ上席研究フェローは現在量研での研究活動に加えて、ELI-beamlineのExcellence Research TeamをHigh Field InitiativeプロジェクトのPIとして率いられています。

講演タイトルは、On the High Field Initiative Project at ELI-Beamlines(参考訳:イーライビームラインにおける高強度場イニシアチブプロジェクト)です。

高強度レーザー科学研究グループ、先端レーザー技術開発グループを中心に31名が参加しました。

講演内容は、ELI全体の紹介に始まり、ELI-BL、そしてブラノフ上席研究フェロー自身が深く関係する高強度場イニシアチブ計画やExcellence Research Teamの紹介等です。

今後の関西光科学研究所との共同研究を含め議論しました。

 

セルゲイ・ブラノフ上席研究フェロー

セルゲイ・ブラノフ上席研究フェロー

 

セミナー会場(関西光科学研究所管理棟A119大会議室)

セミナー会場(関西光科学研究所管理棟A119大会議室)

 

Excellence Research Teamのメンバー

Excellence Research Teamのメンバー

 

質問に答えるセルゲイ・ブラノフ上席研究フェロー

質問に答えるセルゲイ・ブラノフ上席研究フェロー

【開催報告】第10回 「最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点プログラム」シンポジウム

平成30年(2018年)1月23日(火)

京都大学吉田キャンパス国際科学イノベーション棟及び百周年時計台記念館(京都市)にて標記シンポジウムを開催しました。(主催:文部科学省、量子科学技術研究開発機構、大阪大学、東京大学、京都大学、分子科学研究所、理化学研究所、慶應義塾大学、電気通信大学、東京工業大学)

加藤義章学長(光産業創成大学院大学)が開会挨拶を行い、勝野頼彦科学技術・学術総括官(文部科学省)、八木康史副学長(大阪大学)が主催者挨拶を行った後、関西拠点、関東拠点の拠点長から各拠点の研究成果の報告がありました。

若手研究者からの講演3件(井上卓也先生・京大、戸倉川正樹先生・電通大、上村直・九州工大院工)、その後、兒玉了祐先生(阪大)をコーディネーターとして人材育成と分野横断的研究に関して1時間程度のパネルディスカッションが行われました。

その後のポスターセッションでは98件の発表があり、活発な議論が行われました。

百周年時計台で開催した意見交換会には72名の参加があり、東西両研究拠点間、および課題管理機関からの参加者を含めて2時間程度議論を行いました。

第10回目となる今回のシンポジウムでは関西光科学研究所が事務局を担当しました。前日の大雪の影響が心配されましたが、関東、関西の各拠点の研究者等約150名に参加いただきました。

 

 

シンポジウム会場

シンポジウム会場

 

加藤総括プログラムオフィサーからの開会挨拶

加藤総括プログラムオフィサーからの開会挨拶

 

勝野文科省科学技術・学術総括官からの主催者挨拶

勝野文科省科学技術・学術総括官からの主催者挨拶

 

八木副学長からの主催者挨拶

八木副学長からの主催者挨拶

 

講演会場の様子

講演会場の様子
パネル討論

パネル討論

 

ポスターセッション(その1)

ポスターセッション(その1)
ポスターセッション(その2)

ポスターセッション(その2)

 

参加登録・受付

参加登録・受付

 

意見交換会でのあいさつする野田進教授(京大)

意見交換会でのあいさつする野田進教授(京大)

 

意見交換会

意見交換会

【開催報告】第32回KPSIセミナー開催

2018年1月19日(金)
今年最初のKPSIセミナーを開催致しました。
講演者は米国ローレンスリバモア国立研究所のHui CHEN博士で、
講演タイトルは“Relativistic electron-positron jets from intense lasers”です。
関西研内では高強度レーザー科学研究グループの方を中心に17名の方が参加しました。

講演内容は、高強度レーザーによるBethe-Heitlerプロセス、相対論的電子・陽電子ジェット発生に関する研究内容で、ローレンスリバモア国立研究所(USA)での実験結果等、講演いただきました。

講演途中の質疑もあり、1時間少しの講演と25分程度の議論を行いました。

 

 

H. CHEN博士

H. CHEN博士

 

セミナー会場の様子

セミナー会場の様子

 

ホワイトボードを使って熱心に説明するCHEN博士

ホワイトボードを使って熱心に説明するCHEN博士

【施設見学】モンクット王トンブリー工科大学の皆様が来所されました

1月17日(水)タイ王国、モンクット王トンブリー工科大学の学生の方々が関西光科学研究所及びきっづ光科学館ふぉとん見学のため来所されました。

最初に、関西研の紹介動画を視聴いただき、実験棟を見学いただきました。

実験棟ではジェームズ・コーガ上席研究員による量研、関西光科学研究所(木津地区)及びレーザー施設や研究内容の説明をお聞きいただきました。

高強度レーザーJ-KARENやX線レーザー、またレーザーを使ったトンネル保守検査等の説明に対して多くの質問をいただきました。

実験棟見学後には当初予定にはなかったきっづ光科学館ふぉとんにもご来館いただき、光科学の面白さを体験いただきました。

雨の中のご来所誠にありがとうございます。

 

関西研紹介DVD視聴の様子

関西研紹介動画視聴の様子

 

実験棟での説明の様子

実験棟ご見学の様子

 

英語での質疑の様子

ポスターパネルを用いて研究成果を紹介しました

 

きっづ光科学館ふぉとんを見学

きっづ光科学館ふぉとんご見学の様子